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意味論的転回―デザインの新しい基礎理論

意味論的転回―デザインの新しい基礎理論

  • 作者: クラウスクリッペンドルフ,Klaus Krippendorff,小林昭世,西澤弘行,川間哲夫,氏家良樹,國澤好衛,小口裕史,蓮池公威
  • 出版社/メーカー: エスアイビーアクセス
  • 発売日: 2009/04
  • メディア: 単行本
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意味論的転回を購入した。ここで言う"意味"とはユーザーにとってプロダクトを利用する意味であり、その意味を中心としてデザインのやりかたを転回させようといった趣旨の本なのだろうと思って購入した。いまUXを学んでいてこの安藤さんのスライドにもあるように生活の中における意味を中心に捉えて累積的(意味的)UXをデザインすることが大切というような考えになってきた。
Web業界においてはUI/UXという表記が目立つように、一時的UXのデザインが注目されがちなのだけど、これにフォーカスしてもあまり本質的な改善ができるように思えない。最近はUXを計測うんたらといった話があるけれど、直感的には累積的UXが改善されれば計測するまでもなく体験の質は向上するだろう。(とは言えもうちょいビジネス的に説得力が欲しいですね。)最近は新しいオンラインプロダクトのプランニングを行っていて、ユーザーの生活におけるプロダクトのあり方へ関心が高まっていた。ユーザーのコンテキストを踏まえた体験のデザインを上手くできるようになりたい。

閑話休題、NEW DORP NEW YORKかっこいい。最近アルバムが出たので買いましょう。

Wonder Where We Land

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一時的?累積的?と言う方はこちらをご覧ください。
UXの本質について | underconcept